「IT 人材不足」の観点から、小学生のプログラミング教育を考える。

深刻なIT人材不足

先日、IT人材が2030年には78万人ほど不足する見込みであるという試算が経済産業省から出されました。

現在でもすでに、IT人材不足は深刻化していて17万人の人材が不足している状態といわれています。

「IT投資動向調査2019年」の内容からも企業投資の比重がIT人材確保と教育にシフトしていることがわかります。

そんな時期に、未経験からIT業界に転職した友人の話を聞く機会がありました。

彼の話から、ITの現場がどれだけ人材を欲しがっていて、必死で人材を育てようとするよ様子が垣間見えたので紹介したいと思います。

ブラック企業からの脱出

友人のAくんは28歳。中古車販売の営業の仕事を新卒から続けてました。中古車販売の業界、とくに営業の現場は非常に昭和的ムード漂うところだったそうです。

私も最近車を売りましたが、中古車の情報サイトに登録した瞬間に夜中まで営業の電話の着信が20件以上ありました。すさまじいです。

「車を見せてください!今売るといってくれたら、うちが絶対に高く買い取ります。」とか「ほか中古車買い取り業者は悪い噂ばかりで・・・」とても情熱的な営業トークを聞かされ、正直、うんざりでした。

こんな昭和的ムード漂う刺激的な営業の現場でAくんは、頑張って働いていました。営業成績もそこそこ、サラリーマンの平均年収程度を稼いでいました。

しかし、彼は新卒から6年間続けた中古車販売の仕事をやめ、転職することを決意しました。

そのきっかけは、彼が肺気胸で入院した時に上司が発した一言でした。激務により精神的に身体的に疲弊して肺気胸になって入院してしまった彼のもとに、すぐに上司が見舞いに来ました。

ところが、上司がAくんに発した一言が衝撃的でした。

「なんで、肺気胸なんかになっているんだ。お前のおかげで客を逃してしまった。このくそ忙しい時期に入院なんてとんでもないことだ!」とガチギレされたのです。

Aくんはショックで病院で一人泣き、
自分が「社畜」として扱われていたことに気づきました。

IT企業は天国か!?

Aくんは肺気胸の回復後に、すぐに職場に退職願を出し、ITエンジニアとして働くことを決めて転職活動を始めました。

Aくんが転職活動を始めて驚いたことは、IT業界求人の多くが、未経験者歓迎であったことです。A君を担当した転職エージェントによれば未経験でもスキルアップとキャリアアップができるような求人が増えたのは2015年頃からだということです。特にセキュリティ分野での求人が急激に増えているという状況でした。

彼は、ほどなくして、セキュリティ関連企業への転職が決まりました。

入社後の丁寧な研修でプログラミングの知識を吸収しながら、きちんと給料がもらえる。「学びながらお金がもらえるってスゴイ」と感じたそうです。

入社した企業は、上下関係がフランクでワークライフバランスを重視する文化をもっていました。Aくんは居心地の良さを感じます。

IT企業は入社した新人をこぼさないことも驚きでした。Aくんの話によれば、テストの点が悪く、極端に言えば0点だとしても、クビにはしないのです。

粘り強く、コーチングをして入社した社員をこぼさずに育てていく姿勢は、その企業がどれだけ人材を欲しがっている証拠です。

新しい知識が増えてプログラミングスキルもついてきた彼は今、大手銀行のシステムを開発するプロジェクトで立派に活躍しています。

収入も前職の給料の1.5倍で安定しています。彼は、朝起きて「仕事に行くのが楽しい」と言っています。顔色も良くて、心身ともに健康を取り戻しました。

A君のケースは一例にすぎませんが、IT業界が人材を欲しがっているのは確かです。

小学生からプログラミングを学ぶメリットとは?

IT人材不足という観点から、小学生段階でプログラミングを学び始めるメリットはなんでしょうか?

Aくんの例からも、プログラミングのスキルや知識があれば将来、安定した収入を得られて、食べていくのには困らないことが予想できます。

ただ、AくんはITの現場で活躍するにはプログラミングスキルだけでなく「人間力」が必要だとも言っています。
私も、ITの現場で仕事をしてますが、現場で必要とされる人というのは結局「人間力」がある人だ、ということには同意見です。

一般的に、ITの現場ではクライアントの依頼にこたえるためのプロジェクトチームを組みます。
プロジェクトチームの中心となるのがSE(システムエンジニア)という仕事ですが

SEの仕事は多岐にわたります。主な仕事は、クライアントから受注した案件のニーズを満たす、製品(システム等)を納期までに完成させるため、
エンジニアに仕事を割り振ったり、スケジュールを管理するということです。

優秀なSEはチームに作業工程をわかりやすく、「説明する力」
様々な相手と円滑にコミュニケーションし、「協調する力」
時には、エンジニアのモチベーションを上げる「コーチングの能力」も有しています。

SEはとりわけ、年収が高いポジションです。優秀なSEになるには一定のプログラミングスキルと上記の「人間力」が求められます。

つまり、プログラミングスキルを学べば「食べていける」段階まで行けますが、SEなど活躍の場を広げていくには「人間力」も必要だということです。

エンジニア志望でなくても、
プログラミングを学んだほうがいい理由。

さらにいえば、「人間力」×「プログラミングスキル」があれば人生を思いのままにデザインできます。

なぜなら、私たちが生きている世界はプログラミングされて動いているものばかりだからです。家電、車、スマホ、サービスなどあらゆるものがプログラミングして作られているのです。

だから、プログラミングを学び知っているということは世の中の仕組みを理解することでもあります。今や、エンジニア志望でなくてもプログラミングを学ぶべき時代なのです。

将来、音楽家になるにしても、研究者になるにしても、起業家になるにしても、普通のサラリーマンにや主婦になるにしても…。

プログラミングを知っているというのは21世紀を生きに抜くための強みとなるでしょう。

「八王子プログラミングキッズ」ではプログラミングスキルを学ぶのですが、常に「6C」という内面的なスキル育成を意識して教育していきます。

「6C」は諸外国では、「21世紀を生き抜く必須スキル」と位置付けられていて、小学校の教育に組み込まれています。

企業でもMicrosoft(マイクロソフト)社が社員の育成コンセプトの中心に「6C」という概念を置いています。

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